米ゼネラル・モーターズ(GM)と自動運転子会社であるクルーズは23日、フォード・モーターが自社のハンズフリー運転技術に「ブルークルーズ」の名称を使用していることを巡り、商標権侵害などで提訴し、名称の使用差し止めを求めた。
[デトロイト 24日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)と自動運転子会社であるクルーズは23日、フォード・モーターが自社のハンズフリー運転技術に「ブルークルーズ」の名称を使用していることを巡り、商標権侵害などで提訴し、名称の使用差し止めを求めた。GMとクルーズが24日未明に明らかにした。
GMはブルークルーズという名称について、自社が持つ「スーパークルーズ」の商標権とクルーズの商標権を侵害していると主張。
この問題を巡りフォード側と長期にわたり協議したが、解決には至らなかったとした。
名称使用は商標権侵害に加え、不当競争行為に当たるとして、フォードに使用差し止めと損害賠償の支払いを命じるようカリフォルニア州の連邦裁判所に求めた。
フォードは声明で、GMの訴えには「利益と根拠がない」と反論。消費者は何十年も前からクルーズコントロールの意味を知っており、「クルーズ」は一般的に使われる短縮表現だと主張した。
出典:https://jp.reuters.com/article/gm-ford-litigation-idJPL4N2P2079