限韓令6年ぶりに韓国映画が中国で公開…海賊版見ていた中国映画ファン「歓迎」
2021-12-02
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限韓令6年ぶりに韓国映画が中国で公開…海賊版見ていた中国映画ファン「歓迎」

2021-12-02
韓国のヒューマンファミリー映画『オー!ムニ』(原題、監督チョン・セギョ)が今月3日、韓国映画としては6年ぶりに中国の劇場で封切られると駐中韓国大使館が1日、発表した。
 
2016年に韓国が北朝鮮ミサイル防衛のために高高度ミサイル防衛体系(THAAD)を配備して以来、中国が韓国映画の上映を禁止する「限韓令」を発動してから初めての公開となる。2015年にチョン・ジヒョンとイ・ジョンジェ主演の『暗殺』が中国で公開された最後の韓国映画だった。
 
韓国映画の公開を突然審議・許可した背景は伝えられていない。北京外交消息筋は「まだ見守らなければならない」とし「THAAD以前も韓国映画の年間公開クオータ(割り当て)は2~3本にすぎず、『オー!ムニ』以降の公開は容易ではない場合もある」と用心深くコメントした。
 
中国外交当局はこれまで限韓令というものがそもそも存在していないというのが公式立場だった。したがって「輸入数量割当の適用を受けないオンライン映像のプラットフォームで韓国の作品を許可するかどうかが中国の真意を判断できる基準になるだろう」と消息筋は付け加えた。
 
最近、中国芸能界に吹き荒れている整風運動も限韓令解除に障害物となっている。6年ぶりの上映作にブロックバスター興行作ではなくヒューマンファミリー映画を選んだこと自体が中国の立場を表していると専門家は口をそろえた。
 
最近、『イカゲーム』などの韓国ドラマにはこっそりと海賊版でしか接することができなかった中国の映画ファンは一斉に歓迎した。1日、中国微博(中国版ツイッター)のハッシュタグ検索語「#韓国映画6年ぶりに中国上映#」は半日でクリック数が1億回を超えた。また別のハッシュタグ「#映画オー!ムニ上映確定#」は5時間で1600万回のクリックを獲得している。「『1987、ある闘いの真実』のような映画も上映してほしい」というコメントも見えた。韓流スターのカン・ドンウォンがカメオ出演している『1987』は1980年代の民主化抗争を扱った社会批判的映画だ。最近、韓国関連のニュースでは否定的なコメントもなく歓迎一色だ。
 
韓国俳優がファッション雑誌のカバーモデルとして登場してもいる。2016年に話題を集めたドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』に出演していた俳優イ・ドンウクが男性ファッション雑誌「GQ」中国語版12月号表紙モデルとして登場した。中国ネットユーザーはSNSに写真を拡散して歓迎している。米中戦略競争が激化し、2カ月先に迫った北京冬季オリンピック(五輪)に西側諸国の「外交的ボイコット」の動きが本格化する中で、中国が韓国に見せる「求愛ジェスチャー」という解釈も出ている。
 
中国は2日に天津で開かれる徐薫(ソ・フン)青瓦台国家安保室長と楊潔チ中央外事活動委員会弁公室主任兼政治局委員(71)の高官会談に韓国側のプール記者団(大統領などの公式行事に同伴して取材する記者)の取材も許可した。中国は7月末、ウェンディ・シャーマン米国務副長官と王毅外交部長の会談には中国側の記者団だけを入場させて米国側記者団の入場を許可していなかった。
 
出典:
https://japanese.joins.com/JArticle/285342
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