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米国株式市場は小幅上昇し、S&P総合500種指数が過去最高値を更新した。米税制改革期待が続いたのに加え、ヘルスケア銘柄やマクドナルド
マクドナルドは2.23%高。1日の上昇率としてはここ2カ月余りで最大。ロングボウ・リサーチが投資判断を「買い」に引き上げたことが好感された。
S&P金融株指数<.SPSY>は0.12%上伸。
税制改革が実現すれば恩恵を受ける小型株の指標であるラッセル2000指数<.RUT>は0.27%高。
ムニューシン米財務長官は28日、前日発表された税制改革案に盛り込まれた法人税率の20%への引き下げについて、譲歩はできないとの考えを示した。
ロバート・W・ベアード(ミルウォーキー)の機関投資家向けセールストレーディング担当マネジングディレクター、マイケル・アントネリ氏は「市場は今のところ、上昇局面での売りではなく、押し目買いを望んでいるようだ」と指摘した。
一方、このところの最高値更新や割高なバリュエーションが上値を抑制した。
S&P総合500種の予想株価収益率(PER)は17.9倍で、長期平均の15.1倍を上回っており、ラッセル2000の予想PERも26.3倍と、平均の21.3倍を上回っている。
米経済指標では、第2・四半期の国内総生産(GDP)確報値が年率換算で前期比3.1%増と、改定値の3.0%増から上方改定された。ただ、ハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響で、第3・四半期にはモメンタムが鈍化した可能性がある。
出典:http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170929/Reuters_newsml_KCN1C33AU.html